◎暴力の発生 170321

◎暴力の発生 170321
 
相対する摩擦の関係において
お互いの選択と納得のない自分本意な出合いを求めて
相手を自分の一部部ととらえられずに対立し
一方通行の状態で相手のオーラに侵入し
侵略して略奪する行為を理不尽な暴力と呼ぶ
又傍観者も暴力を幇助する仲間でしかない
 
完全に暴力性のない状態は
自律を目指す者同士の一体感にある切磋琢磨によって
相乗効果を発揮している調和による自律の瞬間にある
それ以外は多かれ少なかれ暴力性を加味している
 
この一体感を目指すすれすれを維持する微細な波動ほど
心が満たされ結果的に幸福な環境にいられることになる
 
幸福を目的として求めてしまうカンダタのように
欲望による不安を描き出し利己的な邪心を持つと
補い合う調和という本心を見失う悪循環に陥る
 

オーラは発光現象なのか? 170321

オーラは発光現象なのか? 170321
 
暗闇の中ではオーラを見れないのだろうか
オーラは五感の一つである視覚のみしか受け付けないのか
人間が感じる範囲の熱もなく摩擦もなく匂いも音もなく
唯一視覚に対して発光しているのか反射しているのか
 
どうやらそれとも違うらしい
意識的な条件が揃った時にだけ視覚に入る波動なのかもしれない
それはテレパシー感覚と同じ範疇のものだろうか
五感を研ぎ澄ましさえすれば本音だけで聞こえて見えて匂い
距離も時間も関係なく自在な環境で語り合えるものかもしれない
 
暴力性から解放された調和の瞬間のみに
相互通行が可能になる無限環境で起こることなのだろうか

相乗効果と共食い 170321

相乗効果と共食い 170321
 
競争原理は嘘と秘密で成り立ち
対立の関係で永遠の共食いに陥り
終わりのない堂々巡りの
不安恐怖に追い立てられる
 
それに対して似て非なる信頼関係の
切磋琢磨はお互いの意識を磨き出す
相乗効果で目的を発見して未来を開く
 
知識と知恵という生命活動の手段を
手にした生命体ほど目的となった
意識の自律を目指すことを可能にすると同時に
日々の出合いである体験による発見と
理解を繋ぎ合わせて壮大なロマンを愉しむ
 
あるいは
人生という冒険の旅を途中下車してしまい
過去に執着する利権と所有欲にすがり
個々が生まれながらに持つ母乳につながる
衣食住を満たすエネルギーを奪い合い
共食いする暴力次元に滞留することを選ぶ
 
 

貧困なき世界 ジャスティン・リン 東洋経済新報社

貧困なき世界 ジャスティン・リン 東洋経済新報社

 

途上国初の世銀チーフエコノミストの挑戦

混沌の時代の台湾に生まれ
混沌からの脱出を体験し
中国に渡って同じ種類の体験をすることと合わせて
台湾の大学卒業の後北京大学修士号を取得し

シカゴ大学で博士号取得という道を歩み

理論と実践の両面で裏付けられた上で

北京大学の享受になるが

2008年から4年間を世界銀行副総裁に抜擢される

 

何しろ博学で視野が広いことが専門バカばかりのこの時代に

貴重な存在となったのだろう

又二つの貧困脱出劇を体験したことから湧き出す

途上国への提案には現場を知る強みがあったようだ

 

経済という言わば社会を運営するための手段を目的化せずに

手段としての能力を発揮させるべく立ち回ることが

大事だということなのだろう

 

アインシュタインふしぎの国のアリスを引き合いの出しての

例え話がオモシロイ

「すべてを知っているのに何も動かないのが理論であり

全てが上手く動いているのに誰もどうしてだか知らないのが現実である」

「私達が理論と現実を一緒くたにしたが何も動かず誰もわけがわからず」

 

噛み砕かれた幅広い知識に裏付けられた行動と価値観

歪んだ社会を逆手に取る前向きな選択

自画自賛を考慮しても何かしら時の力関係に対して

臨機応変に世界を俯瞰しているように思えた

最後に

今後台湾をどうとらえていくのか?

気になるところだ

トイレ 屎尿下水研究会 ミネルヴァ書房

トイレ 屎尿下水研究会 ミネルヴァ書房

 

江戸のまちは循環型のエコシティーだった

トイレから見るニホンの文化と歴史

人間が街を構成して大きな社会を作るほど

自然界全体の流れによる自然循環から外れてしまい

ゴミや屎尿の処理を人工的に工夫しなければならなくなる

 

こうした問題が表面化するのは

すでに定住生活を始めていた縄文時代に始まる
何故か川を利用する水洗トイレが世界中で発見されている

動物と同じ無しゃがみ型のウンチングスタイルが基本なのだけれど
イス型あるいは壺型の座るタイプは中国や西洋に期限がありそうだ

しかしニホンにも壺にまたがるオマルは平安期に見ることができる

西洋でも今現在駅の公衆便所などあるいはニースやアルルの田舎に入ると

しゃがみ型の水洗トイレがある

 

人工的な下水システムが本格化されたのは16世紀のイギリスで

エリザベス女王の思いからだとされるが

これも秀吉による大阪の街で大規模な下水システムが

施工されていることもあり何とも言えない

ニホンの場合は屎尿が肥料として売り買いされる商品価値があり

捨てるものでなかったことが他の国と違うようで

江戸のような大都市になっても船などを利用して農家に売る

循環システムが機能していた

こうした商品価値がほそぼそとでは合っても

世田谷などの郊外で昭和の30年ごろまであったように思う

 

使い捨てるという考え方は消費を価値とする資本主義的な発想である
循環させるという発想が大自然と調和をして行く意識環境のあり方である

すでに人間社会も選民的支配の時代は末期的状況となっており
地産地消を徹底的に考慮する生き方を見直す時期に来ていると思う

 

◎ベーシックインカムの実施プラン 170315

ベーシックインカムの実施プラン 170315
 
BIを日本語に翻訳するならば
《無条件基本生涯年金制度》でどうだろうか
揺りかごから墓場まで
お互いの暮らしを保証し合う
 
現状のニホンでは多くの専門家によって
予算等の考慮と推量で5〜8万円が妥当だとされている
 
しかしBIがもたらすであろう
税金の節減と合わせて
競争原理に洗脳された状態からの解放
それに伴う対等性と自由自在性の獲得によって
自発的に起るであろう前向きで自分らしい冒険心と
集うことへの情熱と切磋琢磨による相乗効果に目覚めるという
物理的及び意識的変化の効果を実感するためには
現在の感覚で最低でも一人月額
15万円以上を必要とするだろう
しかもこれなら税務的にも十分に余裕のある額であるはずだ
その後更に過不足のない状態まで引き上げていけば良いだろう
 
このBI経験を十分に咀嚼できて卒業できた後の将来を考える時
個々の違いにおける過不足のない状態を
一律に線引するのは無意味だと気付くことになるだろう
 
自由自在で対等な関係を曲がりなりにも可能とした
社会を向かえた段階では
それぞれが自分の生活設計をする中で
必要な衣食住を自分でコントロールすることになる
その経費を今で言うところの税金から受取ることになるだろう
そこで考えられるのは
10歳までを例えば現在の感覚で月学10万円の宛てがい扶持とし
それ以後を自由設計としながら必要な経費を補い合うことになる
 
無論そこで生産された中の余剰物となったモノは
すべて共有物となり再分配の対象となる
それは物的な分配と同時に
人的な交流による情報や技術や労働という
物心両面からの愛と情の解放も含む

円の中心と振り子 170315

円の中心と振り子 170315
 
ブランコや振り子は円や球から
弧を切り取った状態にある
振り子の支点はその元となる円全体の
中心に当たる無限環境にある
 
つまり振り子の頂点と見なされる
折り返し地点は外力によって変化し続けるもので
人間で言うところの五感による情動を現す
又振り子の底となる通過点は
中心点の写しであり仮の無限点と見なすことができる
 
ここで情動からなる外力が右側のみに偏り
左側にブレーキが掛かれば変則的な波を起こし
真下となる底の通過点をゼロとしていた働きが
左に小さく右に大きく揺れる振り子に変化すると同時に
ゼロ点も右寄りに移動することになるだろう
 
これを波グラフで表せば
無限点を通過して上下に同じ幅と高さで揺れていた波の
右側が同じ幅で上に高く伸び下を同じ幅で短く折り返し
又上に伸びるとうい変化を表す
この時のゼロ点は振り子幅の真ん中であるから
垂線よりも右側に寄ることになると思われる